Vol.2 わくわくを生きるまで〜度重なる挫折と心のブロック〜

前回は、Vol.1 わくわくを生きるまで〜苦手克服人間の幼少期〜で、小学校〜中学校のときの価値観や、それにともなってしてきた行動を振り返りました。

自分に自信がなかった幼少期。その現実を突きつけられたのが、高校受験と大学受験でした。

 

  1. Vol.1 わくわくを生きるまで〜苦手克服人間の幼少期〜
  2. Vol.2 わくわくを生きるまで〜度重なる挫折と心のブロック〜←いまココ
  3. Vol.3 わくわくを生きるまで〜ジョブズの言葉をきっかけに人生が動き出す〜
  4. Vol.4 わくわくを生きるまで〜大学院留学への挑戦と本当の願い〜
  5. Vol.5 わくわくを生きるまで〜迷走時代とデザインとの出会い〜
  6. Vol.6 わくわくを生きるまで〜自分に聴く。“わくわく”との出会い〜
  7. 〈最終回〉 わくわくを生きるまで〜わくわくと直感に従って生きる〜

 

度重なる挫折

結論から言うと、高校受験も大学受験も、第一志望落ちちゃったんですね。

ついでに言うと、就活でも第一志望の会社に落ちちゃったんです。

今だったら「で、それが?w」くらいのことなのですが、当時は自分を全否定されたように思って、心の奥底にふか〜く、ふか〜く傷として残りました。

そしてそれが、潜在意識にいろんなブロックを作ったんですね。

前回の記事読んだ人は分かると思いますが、「努力と根性」を信じてきたのに

努力が報われなかった!

びっくりしましたね〜。

とりあえずね、中学受験失敗した後は、グレましたね(笑)

中学校で生徒会とかやって超がつく優等生だったのに、高校入ったらいきなり茶髪ミニスカート(笑)

先生にもすごい反抗した(先生、ごめんね)

なんかね、どうしたらいいのかわからなくなったんだと思う。

「わくわくしないこと」を我慢してやり続けると、何がわくわくなのか、分からなくなっちゃうの。

わくわくの声が、聴こえなくなっちゃうの。

 

心のブロック

大学受験のときは、「お金のブロック」を作り始めた。

わたしね、そういえば関東の大学行きたかったの。

でも、県外受験はお金がかかるからっていって、県内の大学を受けたんだった。

今思えば「どうしても!」っていう願いじゃなかったな〜って思うけど、当時は選択肢が人より狭いことがすごく悲しかった。

世の中の不平等を感じた。

そういう悲しい思いとともに、「お金のブロック」がわたしの中に作られて、いつの間にかパターン化されて、何かうまくいかないと、「お金のせいだ」って思うようになっちゃったのね。

 

あとね、わたしずーっと留学の夢があったんだ。

いつか海外で英語を勉強してみたい、英語をペラペラ話せるようになって、いろんな国の人と話してみたい。

でも、「努力は報われないブロック」「お金のブロック」を強く持ってしまった私は、それを実現させようと方法を探すどころか、「私にはできないんだ」って思い込んで、大学3年生まで何もしなかったの!

今じゃ信じられない。

でもね、それだけ「心のブロック」って無意識のうちに働いて思い込みを作ってしまう、曲者なやつなの。

 

で、就活も終わった大学4年の5月。転機が訪れます。

第一志望の会社に落ちてしまって、たぶん1ヶ月くらい落ち込んでたかな。

「やっぱり今回もダメだった・・・」ってね。

今の自分がカウンセリングできれば、「そりゃあんた、潜在意識から変えなきゃダメよ」って言えるんだけど。

そんなときね、大学構内でのひょんな出会いに恵まれ、その年の9月に、2週間フランスに行く機会があったの。

 

それまでの海外経験っていったら、友達とツアーで1週間行ったアメリカくらい。

だから、現地の友達を訪ねて1人でフランスへ・・・なんて、

私としてはすごいハードルが高かった!

でもね、「フランスでの生活費全般はこっちで出すから、出すのは飛行機代だけでいいから、遊びにおいでよ!」って言ってもらったから、思い切って行ってみました。

(↑この行くって決めたきっかけも、お金のブロック絡んでる(笑))

この一歩は、すごく大きかった。行ってみたかった海外。

ツアーじゃなく、現地の人たちと触れ合う日々。

夢みたいだな〜って思う反面、文化の違いにいちいちびっくり。

今みたいにSNSとかないから(Facebookはあったけど、まだ日本ではブレイクしてなかった)、日本語環境からは一切遮断されて、フランス語に囲まれて過ごす日々。

 

「日本の政府は右派?左派?」

「日本語は他の言語に比べてどんな種類の単語が多いの?フランスは料理の単語が多いんだ!」

「しのぶは心理学を専攻したのにどうしてウェディングの会社に就職するの?

僕はビジネスを始めたいからマネジメントを専攻してるよ。

僕の彼女はカウンセラーになりたいから心理学専攻なんだ」

 

とにかく答えられない質問が多すぎて、というかその前に英語を話せなくて、「自分は何者なのか」がどんどん分からなくなっていきました。

わたし、いったい今まで何考えて生きてきたんだろう・・・と。

フランスの人たちは、きちんと自分の頭で考えて、自分の未来を思い描いて、そのために必要なことを学んでいる。

一方わたしは、「周りの人がやってるから」「世間の常識だから」そんな理由で、受験したり就活したりして、やってみたい「留学」はぜんぜんできずにいる。

本当にやりたいことが何なのかも、よくわからない。。

 

フランス滞在中、よく晴れた気持ちのいい日に、ロワール川を友達と2人でカヌーで川下りしたことがありました。

その友達の夢は、通訳者になること。

すでに英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語を巧みに操ることができ、今は韓国語を勉強中、と言っていました。

 

その友達に、「君はいいね」って言いました。

「何が?」と友達。

「だって、夢があって、それがどんどん叶っていくじゃん。いいなぁ」

「しのぶには、夢はないの?」

(どうせ叶いっこない・・・)という悲しい気持ちを押し込めて、

「子どもたちの役に立ちたい。ユニセフみたいに」とぼそっと言いました。

「じゃあ、叶えて」と、にこっと笑いながら友達が言いました。

(簡単に言うんだな〜)と思ったけど、笑えるくらいシンプルで強いこの言葉が、自然と心に響きました。

友達が続けて言いました。

「私はもう夢を決めてしまって、そこに向かって一直線に走ってる。

その過程で、見逃してしまう美しい景色や楽しいことがたくさんあるんだ。

でもしのぶは、まだ夢を探しているんでしょう?

だからこそしのぶは、世の中に溢れる美しいものや楽しいことに、たくさん気がつけるんだ。

夢を見つけるのが早いか遅いかなんて、関係ないんだよ。

どっちも素晴らしいことなんだ」

 

自己肯定感もズタズタだったし、心のブロックまみれだったけれど、このフランスでの素敵な2週間で、私自身の「人生に対するスタンス」が大きく変わったのは間違いないでしょう。

ここから、「世間のベルトコンベアーに乗っていつか夢が叶う日を待つ人生」から、「積極的に思い描いて人生をデザインする人生」へと、徐々にシフトしていったのです。

つづく。

次の記事→Vol.3 わくわくを生きるまで〜ジョブズの言葉をきっかけに人生が動き出す〜

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